概要

SPR-NX工法は従来のSPR工法の特長をそのままに、施工中の流下阻害を低減し工期短縮が可能な複合管更生工法です。


特長


・断面阻害率が10%以下
 徹底した施工機材の小型化により、流下阻害を軽減しました。
 高水深管きょ、ゲリラ豪雨等による急な水位上昇にも対応できます。

・支保工レス注入
 支保工レス注入技術(浮上防止のみ)により、
 安全な施工を実現しました。


・短工期で施工可能

基本仕様

管種 鉄筋コンクリート管きょ
形状 円形
既設管径(既設管) φ1000mm〜2000mm
曲がり 屈曲6°以下
施工可能延長 100m
製管時環境 水を流下させなが製管可能。
水位は管径の30%以下、流速1.0m/s以下
建設技術審査証明書 (公財)日本下水道新技術機構の建設技術審査証明書を取得しています
証明書

プロファイル

硬質塩化ビニル・スチール補強材・かん合部シール材からなる複合材料であり従来のSPR工法用プロファイルと比べ、スチール量を大きく設定し剛性を確保しています。

施工方法

製管
@ プロファイルに巻癖をつけます。
A 管内の小型製管機へプロファイルを供給し嵌合します。
B 製管機が更生管を造りながら、前進していきます。


支保工レス注入
@ 浮上防止材を更生管内に設置します。
A 裏込め材を注入します。
B 裏込め材硬化後、浮上防止材を撤去します。